②ライフステージに合わせた栄養の取り方~学童期(小学生)編~
学童期(6~11歳)は身体の発達が著しい時期。女の子の中には学童期の終わり頃には月経が始まる子も出てくるため鉄分もしっかりとることが必要。
丈夫な身体づくりのため好き嫌いなく摂取しましょう。
筋肉や体細胞など、身体をつくるのに最も重要なたんぱく質、身体を支える骨をつくるカルシウムやリン、
それらの役割を発揮させるビタミンやミネラル、
バランスよくが一番です。
学童期の食生活のポイント
・規則正しく1日3食食べる
間食でお菓子の食べ過ぎに注意
・偏食は直す努力をする
嫌いな食材は細かくして料理にまぜるなど工夫をする
学童期に必要なエネルギー
身体と心が急激に発達する時期
この時期は個人差が大きいので摂取エネルギーと消費エネルギーが同じくらいになるように心がけましょう。
積極的にとりたい栄養素
身体の細胞を作るたんぱく質をしっかりとる
●カルシウム・・・骨をつくる→牛乳・乳製品
●鉄・・・赤血球をつくる→レバー・ほうれん草
●ビタミンB群・・・骨や血をつくる手助けをする→レバー・青背の魚
●たんぱく質・・・身体をつくる→赤身の肉・魚・卵・大豆製品
とりすぎに気をつけたい栄養素
学童期の肥満に注意
●糖質・・・肥満につながる→ジュース・菓子類
●脂質・・・肥満・生活習慣病につながる→脂身の肉・スナック菓子・揚げ物・洋食
●ナトリウム(塩分)・・・濃い味に慣れてしまう→外食・加工食品
学童期に必要な1日当たりの摂取エネルギー量は、成人よりも約400~800キロカロリー少ないのですが、骨をつくるカルシウムは成人と同じ量が必要です。
赤血球を作るのに必要な鉄分は8歳で成人より多くとることが必要とされています。
いろいろな食材をバランスよく料理に取り入れましょう。
各地域で無料体験教室も開催中!ぜひ、お気軽にお寄せ下さい。
2014年5月21日
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